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トラの生態 - リンク集

トラの生態
森林や藪地(やぶち)に生息する。群れは形成せず、繁殖期以外は単独で行動する。広大な縄張りを形成して生活し、オスの縄張りの中に複数のメスの縄張りが含まれることもある。縄張りの中を頻繁に徘徊し、糞(ふん)や爪跡を残す、尿を撒くなどして縄張りを主張する。温暖な地域に生息する個体は避暑のため水浴びを好み、泳ぎも上手い。食性は動物食で、哺乳類(小型から中型のシカ、イノシシ)等を主に食べるが、大型のシカやガウル(Bos frontalis)、アジアゾウやサイの幼獣などの大型の獲物を捕らえることもある。家畜や人もよく襲われる。縄張りを徘徊し獲物を探す。獲物を発見すると茂みなどに身を隠し近距離まで忍び寄る。その後、獲物に向かい跳躍して距離を詰め、獲物の側面や背面に肉薄した状態から前肢で獲物を押さえつける。小型の獲物に対しては咽頭部を噛み続けることにより窒息死させ、大型の獲物は頸部に噛みつき倒す。獲物は茂みの中などに運んでから食べる。大型の獲物は数日に分けて食べる。繁殖形態は胎生で、1回に3-4頭の幼獣を産む。繁殖期は熱帯地帯では周年、シベリアなど北方では11月から4月に訪れる。発情している2日ほどの期間に100回以上交尾する。妊娠期間は103日程。メスのみで幼獣を育てる。幼獣は生後18ヶ月程は母親と一緒に過ごし、生後2年程は母親の縄張り内で生活する。トラは非常に手厚く子育てをすることで知られており、このことから非常に大切なものを指す「虎の子」という言葉が生まれた。生後3-4年程で性成熟する。
虎を用いたことわざ・慣用句
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」 大きな成果や利得を望むなら、大きな危険は避けてはいられないことの喩え。
貴重な虎の子が欲しければ、怖ろしい虎の棲む穴に挑まなければ手に入れることは叶わない。
「虎視眈々(こし-たんたん)」 虎が獲物を狙って身構え、鋭く見詰めている様子。
転じて、静かに機会をうかがい、隙があれば付け入ろうとしている様子を言う。
「前門の虎、後門の狼」 一つの禍(わざわい)を逃れても、さらにまた他の禍に遭うことの喩え。
「虎に翼」 ただでさえ強い者が更に威力をつけること。
「為虎添翼(いこ-てんよく)」も同じ。
「虎になる」 酔って怖いもの知らずになること。酔って乱暴になること、暴れること。
「虎の威を借る狐」 実力者の威光を借りていばること。中国の古典「戦国策」より。
「虎の尾を踏む」 虎の尾を踏めば、ただでは済まない。非常な危険を冒すことの喩え。
「虎の子」 虎は自分の子を非常に大事にすると伝えられる。そのことに因み、大事な物・貴重な物を喩えて言う。
「虎の鬣(たてがみ)をひねる」 「虎は死して皮を留め 人は死して名を残す」 虎は死後に立派な毛皮を残す。
人が残せるのは名誉と功績であるから、それらを重んじて生きなければならない。
「虎は千里往って千里還る」 勢いが盛んな様子。虎は一日の間に千里(約4,000km)の道を行き、また戻ってくることができると考えられていたことに由来する。
「虎を野に放つ」 危険なものを放置すること。また、禍根(かこん)を絶つのを怠り、のちに起こる大事の原因を作ってしまうことを言う。
「虎を養って虎に噛まる」 「張子の虎」 虎をかたどった首の動く張り子の玩具。転じて、首を振り動かす癖のある人、虚勢を張る人、見かけ倒しの人などを軽蔑して言う言葉。 「竜虎」「竜虎相打つ」

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